サッカーの国際試合では天候面の比較も重要

悪天候

世界で最も盛んなスポーツであるサッカーは、国の代表チームや各国のクラブチームとの間で行われる国際試合も多いワールドワイドなスポーツです。

普段対戦のない国を超えたチーム同士の戦いでは、代表チームのFIFAランキングなどの各種ランキングやその国のリーグレベルが実力を比較する指標になり、順当な結果になることも多いですが、時には明らかな格下相手にあっさり負けてしまうこともあります。遠征によるコンディション不良などもありますが、その原因の一つに天候の影響もあげられます。

例えば日本は高温多湿な気候なので、暑さに慣れている国のチームでも、日本特有の蒸し暑さで体力を奪われ、普段のパフォーマンスを発揮できない場合も数多くあります。また、南米には標高の高いところに位置する国も数多くあり、そうした国に遠征したチームは、酸素の薄い状況に慣れていないため、プレー中にじわじわと体力を奪われることも多いです。

このようにサッカーの試合結果は、単に実力の比較のみで決まる簡単なものではなく、多くの要素が影響します。そこがサッカーの面白いところでもあるのです。